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会社飲み会は必要か?【後編】

おはようございます。
鈴木 裕詠(ゆうた)です。

前編では、役員/部長(飲み会に誘う側)に対して取材を実施しましたが、
本日は、入社1~4年目までの社員(飲み会に誘われる側)に話を聞いて参りました。

また、社員全員宛にアンケートを実施しましたので、
そこで得られた情報に関しても、
ご紹介していきます。

 

1.1~2年目の社員へインタビュー

【取材に答えてくれた人たちリスト】

佐々木 彰一2019年入社の新卒1年目社員で、東京大学出身の秀才。
前編で登場した役員、中村の元で新規事業の企画業務を担当。
この前、彼女との婚約を果たしたらしい。
田中 連2018年入社の新卒2年目社員。今年の年間表彰時には、
新人賞の候補にノミネートされるほどの実力者。
普段はおとなしい性格だが、酔うと”泣き上戸”&”赤ちゃん言葉”を発動する。
池上 琴美新卒2年目社員。田中同様、新人賞の候補にノミネートされるほどの実力者。
性格は”明るいネガティブ”とのことで、いつも笑っているが傷つきやすい。
顧客を思う気持ちはだれよりも強く、うまくいかない時には陰で泣いている。

そもそも、1~2年目の社員は飲み会に参加しているのか

時間をくれてありがとう!今日は、飲み会に関して色々教えてください!
早速なんだけど、皆はそもそも飲み会にはよく参加する?

僕は2週間に1回くらいですよ。
部署に主婦の方も多いので、同じ部署の人と飲みに行くことは多くないんですが、
『一緒に飲んでみたい人は自分から誘う』性格なので、部外の人と飲みにいきます。

私も頻度は同じく2週間に1回、あるか無いかくらいですね。
飲みに行くのは、同期か後輩がほとんどです。

僕は週1くらいで飲みに行ってます。
同期とか同じ部の先輩とかと飲むことが多いんですけど、
誘っていただくこともあれば、自分から誘うことも全然あります。

 

1~2年目の社員が飲み会で感じること

皆は飲み会でどんな話をするの?

僕は結構、同期から他部門のマネージャーまで幅広いジャンルの人と飲むんですけど、
基本的には雑談だったりとか、その場の流れに合わせて他愛もない話をしてますね。

でもさっき、『一緒に飲んでみたい人は自分から誘う』って言っていたけど、
どういう人と一緒に飲んでみたいと思うの?

基本的には、話したことがない人でもいいから、先輩と飲んでみたいと思ってます。
別に「仕事に対するアドバイスが欲しい」わけではないんですけど、
事業部だったり、年次が違う人と、フランクにコミュニケーションを取れるのが
楽しいし嬉しいんですよね。
言葉のキャッチボールが成立しているときです。

なるほどね。因みに、入社してまだ1年たってないけど、飲み会で失敗したことある?

あるじゃないですか…。初めて一緒に飲んだ時、安い日本酒を飲みすぎて潰れたやつ!

あー、あれね。同期にタクシーで連れて帰られてたよね(笑)また、飲もうね!
池上はどう?

同期とは恋愛話とか、人によっては仕事の話をしたりします。
後輩とは、断然プライベートの話で盛り上がることが多いです。

池上は、飲み会で失敗したことはある?

正直ないんですよね。結構、お酒飲んでも自分に制限をかけてて、
「自分の発言で相手はどう思うかな」とか、結構気にしてます。

意外だねー。じゃあ逆に、相手の言動で傷ついちゃった事とかある?

ありますね。同じ部署の先輩と飲みに行ったとき、
当時、自分が結構時間をかけて取り組んでいた業務に対して、
急に先輩から、「あの業務やらなくて良くない?」って言われて…。

ほう。その時どう思った?

「あー、あれ意味なかったんだ。」っていう落胆と、先輩に対して
「そんな風に思ってたんだ。」っていう不信感がありました。
お酒を飲んでいるときに言われたからこそ、『隠してた本心』を
見てしまった気がしたんです

そうなんだ。それからずっと、その先輩には不信感を抱いてるの?

いや、その飲み会から1ヶ月経ったくらいの時に、先輩に直接、
「あの時、やらなくていいって仰っていたのはどういう意図なんですか?」って聞いたんです。そしたら、「色々な業務を、池上一人で抱え込まなくていいんだよ。」って意味だったらしくて、今はすっきりしてます。
でも、聞けなかったらずっともやもやしてたかもしれません。

それは良かった。でも、先輩にも言動には気を付けてほしいね?

そうですね。酔っているからこそ、ポジティブな言葉もネガティブな言葉も、
その人の『本音』として受け取ってしまうんです。
お酒が入っていても、相手の事を考えて配慮ある立ち振る舞いをして欲しいです。

ありがとう。
田中君はどうかな?飲み会ではどんな話をするの?

先輩と飲むときは仕事の話が多いですね。
将来どんなビジネスマンになりたいかとか、前向きな話題が多いと思います。
でも、「仕事に関するノウハウを知りたい」というよりは、
どんな思いで働いているか、人としてのマインドの部分を知りたいんですよね。

そうなんだ。
それなら、先輩だけじゃなくて、部長とか役員とかとも飲みに行くことを薦めるよ。

ですよね。もちろん、飲みに行ってみたいとは思うんですけど、
お時間を頂くと思うと、本当に誘っていいのか迷ってしまうんですよ。
本当は、高い視点での事業に対する話であったり、
今までに感じてきたことを聞きたいんですけど、
そんなことのためにお時間を頂いてもいいのか?って。

なるほどね。でも、本当に喜んで飲みに行ってくれると思うよ。
因みに、飲み会で嬉しくて印象深い出来事ある?

部署の決起会の時、自分の仕事がうまくいっていなかった時期だったので、
不甲斐なくて泣いてしまった時があったんです。
その時に、当時の上司がわざわざ追いかけてきてくれて、励ましてくれたのはうれしかったです。あとは、役職関係なく、
人としてどう考えているのか、素の意見を聞けたときもうれしいです。


 

1~2年目の社員から見て、飲み会は必要か

みんなそれぞれの意見をありがとう!
最後に、皆は飲み会が必要だと思う?不必要だと思う?

どちらかというと必要だと思います。
ただ、頻度は決めず、飲み会が嫌じゃない人だけで集まればいいかな。
好きな時に、好きな人と飲みに行ける雰囲気が大事なんじゃないかなと思います。

んー。不必要ではない、と思っています。
飲み会で、褒めて貰った時とか、仕事へのモチベーションが上がったりするし、
意外と日々の業務をしている中でも、思い出して原動力になることあるので。
でも、その逆の事象や影響ももちろんあります。だから、絶対に必要とは言い切れないです。

必要だと思います!僕は根暗なので、そういう場面がないと
ため込んでしまう気がします。
それに、飲み会の予定を楽しみに、
仕事をしたりできるので、僕はあったほうがいいと思っています。

 

2.4年目の社員へインタビュー

【取材に答えてくれた人たちリスト】

鎌田 航次入社4年目で、営業部門のグループリーダーを務めるクールガイ。
早稲田大学出身で、特技は安全運転。性格は淡泊とのこと。
こう見えて、意外とユーモアの塊。
西木 健太郎入社4年目で、人材育成などを担当している事業HRのユニット長。
性格は、まじめ。今までの人生で起こした一番悪いことは、
『親と喧嘩して、ハンガーを曲げた事』らしい。ほんと真面目。

4年目の飲み会事情

お疲れ様です!飲み会に関する取材させてください!

これ。念のため、事前に飲み会に関する自分の考えをまとめてきたんだけど。
※飲み会に関する考えを事前にまとめたA4の紙を取り出す西木。

あ、ありがとうございます。(噂には聞いていたが、かなりの真面目だ…。)
因みに飲みに行く頻度は、お二方ともどのくらいですか?

最近は、月に1~2回くらいだな。
同期だったり、昔お世話になった上司と飲みに行くことが多いよ。

んー。月に0~2回くらいの頻度かも。
因みに、お酒が好きじゃないから、飲み会に参加しても飲まないんだけどね。

今まで取材してきたどのレイヤーよりも、飲みの頻度は少ないですね。

 

4年目の社員が飲み会で感じること

4年目って、飲み会だとどんな話をするんですか?

後輩も同期も上司も、最初はプライベートの話がメインなんだけど
最終的には仕事の話になることが多いかな。
どちらかと言うと、個人的には仕事の話題のほうが好きなんだけど、
プライベートの話題も楽しめるから、どんな話題でも楽しいよ。

基本聞き役だから、場の雰囲気に合わせて会話する感じが多いな。
でも、個人的にはその人が普段プライベートで何をしているか知りたい。
逆に、仕事の話は会社ですればよくない?って思う。

真面目な西木さんとクールな鎌田さんの意見が真逆で、まとめるのに苦戦しそうです(笑)
因みに、飲み会で嫌だった思い出とか失敗してしまった話ってありますか?

失敗は基本的にしないようにしているんだけど、
「仕事の話ばかりしてしまったなー。」とかは、振り返って反省したりする。
あと、嫌だったことは、飲み会が愚痴の場になってしまった時かな。

やっぱり愚痴は嫌ですか?

自分が不満に思うことはあってもいいし、口に出してもいいと思うんだけど、
「だから、こういう風に解決したい。」とか、「こうしたらうまくいくと思うのに。」
みたいな意見が無いときは、嫌かな。逆に、的外れな愚痴でも、
「解決したい」っていう熱量があれば、真剣に受け止めてお話できると思う。

『ただただ愚痴を言っていたいだけの状況』、は嫌なわけですね。
ほんとに、真面目ですね。
鎌田さんはどうですか?失敗談や嫌だった出来事は?

お酒を飲まないから、失敗談という失敗談はないな。
ただ、皆がテンション上がっている状況で、場のノリに乗り切れないときは多いから
その時に、「俺ってKY(空気読めない)だな。」って思ったりする。
嫌だったことは、一緒に飲みに行く人が、酔って他のお客さんに迷惑をかけたりすると
本当にやめてほしいって思う。

それはそうですよね。鎌田さんの冷めた目線が想像できます。
でも、逆に嬉しかったこととかもありますよね?

あるよ。まだ入社2年目の時に、複数の部署の人と大人数で飲んでた時があって。
その時に誰かが、当時自分の上司だった藤田さん(前編登場)に、
「西木、最近どうなんだ?」って聞いてて、藤田さんが「すごく信頼してる。」って、
言ってくださったことかな。

それは目の前にいらっしゃる状況で、ですか?

いや、隣のテーブルで分かれて飲んでたんだよね。
でもやっぱり、酔っている状況で褒めて貰えるのはすごくうれしかった。
『本心でそう思ってくれているんだ。』って、思ってしまうよね(笑)

確かにそれはうれしいですね。
鎌田さんは?

普段しゃべらない人と話せたらうれしい。それくらいかな。

クールですね(笑)

 

飲み会って必要?

では、結論から言うと飲み会は必要ですか?

絶対に必要とは言えないけど、全く無くなってしまうのも違うかなと。
プライベートとか仕事の話とか関係なく、皆が前向きになれている飲み会は
あっていいと思うんだよね。でも、愚痴ばかりとかマイナスな飲み会は必要ない。

んー、必要ないかな。酔った勢いとかで、その場の話が進んでしまうこともあるし、
後日、ポジティブな話や感情は忘れて、ネガティブな話題は記憶に残るイメージ。
飲みじゃなくて、ご飯を一緒に食べるとかのほうがいいんじゃないかな。

 

3.総括

2019年11月15日(金曜日)、約2か月間続いた飲み会に関する調査を終え、
鈴木は日焼けしすぎ役員こと宮内への報告のために、会議室へ向かった。

本社5階、1畳ほどの会議室、通称Skyperoom1。
そこで鈴木は、宮内への報告を始めた。
 

結論、飲み会は”どちらかと言うと必要”?

結論としてはどうだった?
どんな感じ?

今までの取材と社員へのアンケートから、
個人的には、「どちらかというと必要」という結論に至りました!

ほうほう、なんで?

まず、社内アンケート(109名回答)の結果をご覧いただきたいのですが…。

定量的な根拠として、『飲み会が必要』と考えている方の割合が、
66.1%と過半数を占める結果になっています。
この結果から、『”確実に不要”、とは言えない』のではないでしょうか。

確かに、社員の半数以上が飲み会に対して比較的肯定派なら、
「飲み会は無いほうがいい」とは言えなくなるね。

そうなんです。
因みに、飲み会肯定派にみられる定性的な情報として、
代表的な意見はこんな感じです。

飲み会を通して、日々の業務にポジティブな影響があると
感じている場合が多いようです。

なるほどね。でも、飲み会で得られた知識とかモチベーションって、
次の日には忘れちゃう印象なんだけどどうなんだろう。

その現象は、会社員あるあるかもしれないですね(笑)
ただ、「飲み会で言われた事を思い出してモチベーションを保てた。」や
「飲み会で教えてもらったノウハウで課題解決できた。」などの意見を、
1年~4年目を中心に貰っています。
飲み会で話したすべてのことが、無駄になっているわけじゃないようです。

そうなんだ。それはうれしいね(笑)

西木さんの場合は、飲み会でもメモを取るみたいですよ?

あいつは本当にまじめだよね。

 

でも、”絶対に必要”とは言えない飲み会。

でも、それならなんで『絶対に必要』じゃなくて、
『どちらかというと必要』なの?

それは、”どうしても改善/払拭できない飲み会のマイナスポイント”
があるからですね。代表例をまとめてみました。

①に関して言うと、体質的な部分は
『お酒が飲めない/好きじゃない』や『タバコが苦手』などです。
タバコに関しては、最近禁煙とか分煙が進んでいますが、
席でタバコを吸われる場面が、まだまだ多い事は事実ですからね。

体質的なものは仕方ないよね。
十分理解できる。

加えて、性格的な部分だと『知らない人と飲むのは緊張して楽しくない』や
『上司へのお酌など、気を使ってしまって疲れる』などです。
ビースタイルはお酌とかの文化がほぼないですけど、気になる人は気疲れするようです。

なるほどね。「気を使わなくていいよ」って言われても、なかなか難しいよね。

次に②に関しては、飲み会が愚痴の場になってしまって
ネガティブな意味でのグループが形成されてしまう点です。
不平不満が一切出ない職場や人間関係を提供するのは、難しいのと、
飲み会でどんな話をするのかは、個人の自由なので。

たしかに。

最後はお金に関してです。やっぱり会社行事以外で飲みに行くと、
3,000円~5,000円くらいの出費がありますからね。死活問題です。
以上のことを加味すると、”どちらかと言うと必要”という結論です。

 

4.宮内とのアフタートーク

ここまでのレポートを見て、宮内さんはどんな感想ですか?

んー結構、上司からしたら”誘いづらい”感じがあるんだけど、
若手も”誘いづらい”と思っているから、お互いに遠慮しあっている状態だよね。
もっと気軽に誘っていいのかな?とは思ったかな。嫌なら断ってくれるかなって。

確かに、上の人からしたら「パワハラにならないかな?」って思ってしまうし、
若手からしたら、「話したいだけで誘っていいのいかな」っていう壁はありますよね。

でも、断られるとちょっと傷つくんだよね(笑)
傷つくって何かっていうと、”本当に予定がある”のか
”行きたくないからそう言ってる”のかが分からず、
「行きたくないのかな」って思っちゃう。

でも、宮内さんからお誘いして断られることあるんですか?

ない。

ですよね。

あと思うんだけど、『前もって誘ったほうがいい』のか
『当日の流れで誘ったほうがいい』のか、どっちがいいんだろう。
前もって誘うと、「何かやらかしたかな?」とか
「異動の打診かな?」とか思うじゃん?(笑)
でも当日だと急すぎるかな、って気になるんだけど、どうなの?

んー、どっちがいいかは分からないですけど、
当日の流れで飲みに行く人が、インタビューだと多かったですよ?

じゃあもっと、当日に「行こうぜ!」でいいのかな。

いいと思います。
宮内さん、ここらで結論の時間です。社内飲み会は必要でしょうか?

そうだね。好き好きだと思うので
結論は、「どっちでもいい」ってことにしよう(笑)

わかりました(苦笑)(何のための調査だったんだ…?)
結論!!どっちでもいい!!

 

おまけ

ビースタイルの鈴木です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

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次回の配信は、12月19日(木)の配信を予定しております!
内容は、ビースタイルの社長交代に関する記事です。

実は、今年の7月に
元社長の増村が会長へ、元会長の三原が社長へ職務変更致しました。

なぜ、上場を目指すこのタイミングで経営者の職務変更が行われたのか、
その背景を探ってこようと思います。

それでは、お楽しみにしていてください!

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記事担当ライター

鈴木くん

法人様向けの記事を書いている人。