「スマートキャリア編集部」は、経営・人事・採用課題のリアルを体を張って追究する情報発信サイトです。

2020/12/17

【活用事例】新規事業に「プロ」を採用、得られた効果とは?

活用事例【株式会社gr.a.m様】

【業界】コンサルティング
【従業員数】12名(2020年10月末日時点)
【採用職種】Webマーケター、企画マーケティング
【利用サービス】スマートキャリア
【雇用形態】派遣
【企業サイト】https://gra-m.com/

 

概要

株式会社gr.a.m様(以下 グラム)は「グローバルビジネスをもっと簡単に」をビジョンに掲げ、海外事業拡大をトータルで支援しています。

優れたキャリアを持つ人材を柔軟な勤務形態で活用できるスマートキャリアは投資対効果が高いと話す
代表取締役CEOの谷村真様(写真右)とGRM事業部コンサルタント インド事業マネージャーの坂井聡佑様(写真左)に、スタッフの評価や貢献についてお話を伺いました。
 

【当時の人事課題】

課題 新規メディアを立ち上げたいが経験者がいない
受注増加で英語利用を伴う難易度の高い調査/資料作成を
    担う人材が不足していた。
解決策 ・フリーランスとしてメディア運営の実績を持つ
    Webマーケターが週3日×5時間勤務で立ち上げに参画
・外資系企業に15年ほど従事し、いくつものプロジェクトを
    主導した経験を持つ派遣スタッフを採用
効果 予定通りに新規メディアを立ち上げ、社内運用の仕組みを整備
社内でプロの知見・スキルが共有された
期待値を超えるアウトプットで業務を遂行し会社に貢献

 

先の見通しを立てにくい「新規事業」。柔軟に対応できる体制を作りたかった

―当時の採用背景を教えていただけますか?

谷村氏 きっかけは「新規事業」です。
これまで海外事業のリサーチ・マーケティング・コンサルティング事業を行ってきましたが、顧客との接点を増やすためにメディア事業に乗り出すことになりました。

新規事業を立ち上げる段階では、それがどんな形になり、どんな成果へつながっていくか予測できません。そうしたステージには、しっかりしたキャリアを持つ方がフレキシブルな勤務形態で参画いただくのが適しています。

「最高のチーム作りで、最高のパフォーマンスを」が、我々の基本の考え方。
その時々の状況に合わせて、人材やチームを柔軟に変化させていくことでパフォーマンスを最大化したい。その点で、スマートキャリアを利用することが当社の方針に合っていると判断しました。

―現在、2名のスマートキャリアスタッフが稼働していますが、まずは1人目Aさんの業務内容をお聞かせください。

谷村氏 新規メディアの立ち上げに際し、Webマーケティング/Webディレクターの採用が急務となりました。
「自走できる」「自身で手を動かしてくれる」そんな人材を求めてビースタイルさんに依頼し、
フリーでも活動している男性に週3日・5時間勤務の条件で参加いただいています。

稼働から約1年、Aさんには立ち上げてもらったメディアの運用と同時に、さらに新規メディアの立ち上げ準備を進めていただいています。

 

初めての取り組みで、プロの知見を導入できた
経験を活かして「プラスα」をもたらしてくれる


―Aさんを採用してよかったと思われるのはどんな点でしょうか。

谷村氏 私が描いた「こうしたい」という構想を実現するだけにとどまらず、彼自身の経験を活かし、私が気付かなかったものをプラスしていただいていますね。

私自身はメディア運営の経験がありませんでしたが、AさんがWebマーケティングのプロフェッショナルとして、メディアの基本的な考え方、サイトオープンに必要な準備、見せ方のシナリオといった知見・スキルを提供してくださいました。

未経験領域に踏み出していくにあたり、社内における運用の仕組みの整備、フレームワークの型化ができたという点でも、非常に貢献いただけたと思います。

 

フレキシブルでスピーディな対応力
おおらかな包容力で、チームのムードメイクも

坂井氏 Aさんには動画コンテンツやインターン募集告知などもご相談しましたが、フレキシブルに、スピーディに対応いただいています。

また、ムードメイクの面でも支えられていると思います。
リサーチ・コンサルの業界は競争が激しくシビアな世界で、常に緊張感があります。

加えて、新規事業ともなると、手探り状態で進んでいく中で予期せぬ事態にも直面します。
そんな環境でメンバーがストレスを抱えて暗くなったり、チームがギスギスしたムードになったりすると、業務がうまく回らず、スピードも低下しますよね。

その点、Aさんはおおらかで温かな人柄で、チームを包み込んでくださっています。
僕はAさんより一回り以上年下なんですが、気さくに接していただき、とても話しやすいですね。

言いたいことを言いやすい雰囲気を作っていただいています。「大人だな」と感じます。

―もう1人のスタッフBさんについても教えてください。

谷村氏 週3日・10時~16時の勤務で、新規事業のほか、既存のリサーチ業務のアシスタントを務めていただいています。

受注案件が増える中、お客様に提案するための調査や資料作成をサポートしてくださる方が必要だったんです。
「プレゼン資料作成」「情報収集」「英語力」のスキル要件でオーダーし、すべて満たす女性をご紹介いただきました。

どの業務についても、毎回、期待値を超えてくれています。
我々が1を言えば、3とか5とか、ときには10のアウトプットがある。
10へ到達するプロセスの中では、おそらく不安な部分もあると思うんです。
自立した方なので、そうした不安な部分も「報・連・相」を適切に行いながら前に進めていく。
そうした仕事のスタンスに感心しますし、とてもありがたいと思っています。

 

「いかにこの組織に貢献できるか」を考え、
自分の役割を意識して振る舞ってくれる

坂井氏 今年の9月末から学生インターン10人を迎え、オンラインでリサーチ業務の研修・体験を提供しているんですが、Bさんにはそれもリードしていただいています。

いろいろ提案もしてくださるので心強いですね。Bさんはとてもきめ細かな気遣いをされる方。
「自分がこの組織にいかに貢献できるか」を考えてくださっているな、と思います。

谷村氏 そうですね。ご自身の存在意義を意識していらっしゃると思います。
例えば、ベンチャー企業で学生インターンが増えると、楽しく賑やかな雰囲気になります。

それはいいことでもありますが、ビジネスの現場としてはきっちりと締めるべきところは締めなくてはならない。 Bさんはハキハキと明るい方ですが、「大人の雰囲気」を醸してメリハリをつけられるという点でも、頼りに
なります。

当社には「3つの約束」があるんです。「期待値を超える」「共有・共感・共生」「人に優しく」。
AさんもBさんも、これらを意識して実践していただいていると思います。

 

スマートキャリアを活用することで
新たなチャレンジへの投資リスクを抑えられる


―ビースタイルに相談してよかった点は? 

谷村氏 当社は、管理部門機能については、一部上場企業である親会社からのサポートを受けているのですが、「人材」に関する業務は自社で行わなければなりません。

人事のマネジャーや専任スタッフなどはおらず、採用の仕組みもない状態なので、ビースタイルさんには「秘書」のようにケアしていただけるところが助かっています。

「次はこれをしてください」「これについては大丈夫ですか」と、適切なタイミングで指示や確認をしてもらえるので。対応がスピーディなのもありがたいです。

―スマートキャリアの利用を検討している企業様へアドバイスをお願いします。

谷村氏 結論からいえば「積極活用したほうがいい」ですね。
会社の成長のためには新たなチャレンジをしていかなければなりません。
特にコロナ禍を機に世の中が大きく変わりましたから、自分たちも変化していかなければ。

けれど、チャレンジをするにしても、成果が見えないものに投資をするのはリスクがあります。
当然、人材への投資にも。その点、優れたキャリアを持つ人材を柔軟な勤務形態で活用できるスマートキャリアは、投資対効果が高いと思っています。

 

目指すのは海外ビジネスのプラットフォーム
今後もタイミングを逃さず、いい人材に出会いたい


ー今後の展望をお聞かせください。

谷村氏  「グローバルビジネスをもっと簡単に」というビジョンを実現していきます。
海外事業のリサーチ・マーケティング・コンサルティングサービスにITの導入を進め、あらゆる解決策を提供できるプラットフォームになることを目指しています。

コロナ禍を機とする社会変化にも対応し、オンライン上でのコミュニケーションスタイルを創るところにも力を入れていきます。
海外情報を発信したり、地域を活性化させたりするメディアなどの立ち上げも計画中です。
IT化を進めながら、ソリューションの幅を広げていきたいですね。

新たなチャレンジに伴い、人材の獲得も課題となります。
ビースタイルさんからは、メルマガなどで「こういう人材がいます」といった情報が随時提供されます。
私は、いい人材との出会いは「タイミング」だと思っていますので、タイミングを逃さないような情報提供の仕組みがあるのはいいですね。
今後も状況に応じて、スマートキャリアスタッフを活用していきたいと思います。


※本資料は2020年11月に作成されたものです。掲載されている各種情報は作成時点のものです。

 

ビースタイルスマートキャリアの
サービスについてもっと詳しく知りたい方はこちら

スマキャリロゴ
サービスサイトへ

  • FB
  • LINE
  • Twitter
  • B!