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2019/04/08

【導入事例】初めての派遣採用、パフォーマンスは正社員並み!

導入事例#9【株式会社マーケットエンタープライズ様】


【会社名】株式会社マーケットエンタープライズ様
【事業内容】ネット型リユース事業
【業界】情報通信・IT
【従業員数】284名(2018年6月末現在)
【利用サービス】スマートキャリア、しゅふJOBスタッフィング(現在、スマートキャリアへ統合)
【ウェブサイト】https://www.marketenterprise.co.jp/

今回は、管理本部 人事労務ユニット長の竹原匠氏に採用課題やサービス利用の背景について、お話を伺いました。

【当時の人事課題】

課題 フロント部門優先の採用で、管理部門に採用コストを割けない
オペレーション業務を担う人材が不足し、
    社員が経営の根幹を担う仕組みづくりに専念できない

解決策 ・初の試みとなる、派遣サービスの利用を決断
・経理や労務経験が豊富な人材を派遣社員で採用
・派遣社員の活躍を見て、複数の部門でも派遣サービス利用を実施
効果 社会経験豊富な派遣社員の採用で、教育コストを削減できた
時短勤務の有効性に手応えを得て、積極的に時短勤務制度を活用
    社員が安心して働き続けられる環境が整った

 

採用コストをかけられない管理部門で、正社員の業務が増大。


─初めて派遣スタッフを採用された経緯を教えてください。

竹原氏 弊社の管理本部には5つのユニットがあり、これまで全て正社員で構成していました。

管理部門は、いわゆる会社の仕組みづくりが最優先。
経営の根幹にかかわる業務と捉えていたので、派遣社員に限らず、外部のスタッフを採用するという考え自体、そもそもありませんでした。

組織が大きくなるにつれ、管理部の業務ボリュームは当然増えていきましたが、リユースセンターやコールセンターなどのフロント部門に採用コストがかかるため、管理部門系で増員をするわけにはいきませんでした。

その結果、オペレーション業務がかなりのボリュームになり、管理部の正社員がそれらを本業の合間に処理することが難しくなってしまったのです。

本来、正社員には仕組みづくりといった、より創造的な仕事をしてもらいたいのに、彼らが日々の業務に追われてしまうという矛盾が生まれてしまいました。

そこで、オペレーション業務を専任でお願いできる派遣スタッフの採用を決めました。

 

スピーディーかつ的確な派遣スタッフを紹介。
まるで自社の人事担当のよう。


―サービスの導入は、ご期待に添えましたか?

竹原氏 営業担当の方は、まるで弊社の人事担当のように動いてくれましたよ(笑)。

組織がどんどん拡大していく中、「人手が足りない=お客様に本来お届けしたいサービスを提供できない」という私たちの考えを理解し、スピードを重視しつつも、的確な派遣スタッフをご紹介していただきました。

―なぜ、最初から時短派遣をお考えになったのでしょうか?

竹原氏 時短希望の方って、「過去にしっかりとしたご経験があるものの、何らかのご事情によりフルタイムで働けなくなった方」が意外と多いのではないか、と個人的に思っていたからです。

実際、ビースタイルにご紹介いただいたスタッフは、みなさん、私たちが社員たちに求めている条件、能力のレベルを満たしている方ばかり。

オペレーション業務なので、難しいスキルは必要としませんが、とはいっても、できるだけ教育コストはかけたくないというのが本音ですから、成果をあげてくれるのであれば、時短によってコストを抑えられるというメリットが期待できます。

 

派遣スタッフの期待以上の活躍ぶりに、他部署での増員を決断。

―初めて派遣を受け入れるにあたり、あらかじめ何か準備されましたか?

竹原氏 まずはオペレーション業務が明確に切り分けられている経理財務ユニットで採用しました。

急なご家庭の事情でお休みを取られる場合にも対応できるよう、細かな部分までタスクの進捗管理ができるよう、準備しておきましたね。

実際、短い時間で業務をしっかりキャッチアップして、やるべきことをやっていただくなど、期待以上の活躍ぶりでしたので、これは他部署でも展開できると確信し、人事ユニットでの増員をお願いしました。

現在では、さらに総務情報システムユニットに2名増員し、管理部門では計4名のスタッフに活躍してもらっています。

―弊社の「スマートキャリア」も導入されましたが、いかがでしたか?

竹原氏 総務情報システムユニットで、IT関連業務をお願いしているスタッフは、ビースタイル営業の提案でスマートキャリアのスタッフを採用することにしました。

IT関連の問い合わせ対応からキッティング作業、資産管理に加え、業務手順書の作成や更新など、社員レベルのスキルが求められる専門的な業務領域をご担当いただいています。

派遣スタッフに入っていただけるのはオペレーション業務に限られるのかと思っていましたが、今では、専門知識を持つスタッフも派遣で活躍していただけることがわかり、必要な人材を柔軟に採用していくという考えになってきました。

 

派遣サービスの利用を機に、採用の考え方にも変化が。
より働き方の多様性を意識した採用方法に。

―サービス導入をきっかけに、採用に対するお考えに変化はありましたか?

竹原氏 はい。これまで13年間、ベンチャーとして若いメンバーが中心となって成長し続けてきましたが、今後、より大きくなっていくためには、これまでの採用方法や働き方に固執しすぎてはいけない。

つまり、働き方の多様性を意識するようになりました。

たとえば、弊社の場合ですと、これまで人を採用するなら正社員かアルバイトの二択しかありませんでしたが、ビースタイルのサービス導入をきっかけに、新たに「時短派遣」という選択肢が増えました。

それによって、弊社の社員に対しても、時短という働き方が選べるという多様性を打ち出せたことは、社にとって大きな一歩だったと思っています。

 

時短社員を有効活用することが、会社のさらなる成長につながる。

―最後に改めて、時短派遣の導入のメリットを教えてください。

竹原氏 これからの時代、正社員には、会社の仕組みづくりや経営戦略など、新たなビジネスをつくり出す役割が、ますます求められていくのではないかと思われます。

そうなると、正社員は仕組みを作ることに徹して、でき上がった仕組みは正社員以外のスタッフに任せるといった業務の切り分けが求められていくのではないでしょうか。

弊社に限らず、どの会社も潤沢に人材採用できるわけではないと思うので、業務をちゃんと切り分けて時短派遣を活用したほうがコストがかかりませんし、会社の成長にも繋がると確信しています。

※本資料は2018年11月に作成されたものです。掲載されている各種情報は作成時点のものです。

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