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ゆとり世代のマネジメント方法「最終回 ゆとり世代とロスジェネ世代の融合」

ゆとり世代のマネジメント方法と題し
第1回「徹底比較 ゆとりVSロスジェネ世代」
第2回「覆面座談会 ゆとり世代の本音」
を通し、ゆとり世代の実態を調べてきました。
最終回の今回は、
ゆとり世代とロスジェネ世代の融合を目指し、
ロスジェネ(別名:就職氷河期)代表の色黒役員宮内が
「ゆとり世代のマネジメント方法」について語ります。

ロスジェネ代表の主張

「ロスジェネの逆襲」
池井戸潤作の半澤直樹シリーズの本で
初めてロスジェネ世代という言葉を聞いた。
バブル崩壊後の就職氷河期。
大学卒業をしても就職できないかもしれないという危機感。
必死に競争し、必死に生き残ってきた若手時代。
「最近の若い奴は…」
という禁断の一言を言ってしまった時から
世代間の闘争(!?)は始まったのかもしれない。
いや、そもそも闘争なんて、意識しているのは
我々だけで、ゆとりと呼ばれる若手世代からすると
「そもそも世代で区切るなんて、意味あんの?」
と始めから、土俵にも登っていないのかもしれない。
まー、ともかく昔のプロレス並みに
無理やり世代間闘争を仕掛けてしまった手前、
どこか落としどころをつけなくてはと思い
ひとまず総括をさせて頂く。

ロスジェネ世代から見る「ゆとり世代の印象」

調査前の、私のゆとり世代の印象は
「何を考えているか、読みづらい」人たち。
仕事柄、人材マネジメントについて多くの方(主にロスジェネ世代)と
意見交換をする。
その時に多く耳にする若手世代の印象としては
・まじめ
・しっかりとしている
・勉強好き
・ストレスには弱そう
・強く主張しない
・協調性がある

というものだ。
今回の調査結果を見ても、
概ね同様の傾向が見られた。
しかしながら、この傾向が世代からなるものか
はたまた、ゆとり教育の影響なのか、
因果関係はつかめていない。
僕らも若い頃、似たような事を言われた記憶もある。
経験を積んでいけば周囲の評価も
変わっていくものなのかもしれない。

ゆとり世代とロスジェネ世代の決定的な違い

ただ一つ、ここは僕ら世代と違うと感じたのは
感情情報に対する捉え方」である。
先日、ある若手社員と話をしていたら
「検索は、Googleよりも、Twitterを使うことが多い」
との事だった。
調べてみると、今の若手世代に同様の傾向が見られるらしい。
彼曰く
「Googleは、合理的に情報を整理されていて、コントロールされている感が嫌だ。」
「Twitterは、色んな人が、どんな感情を持っているかが、
リアルタイムに感じられるので良い」
との意見だった。
感情に惑わされるな。合理的に判断しろ。結論から言え。
と言われてきた(言ってきた)、我々からすると、
「あの人がこう言っている」というのは
どこか、アマチュア的な不完全な情報という認識がある。
しかし若手世代からすると
周りがどう思っている、どう言っている(Twitterで)
ということを、気にするらしい。
いわゆる「空気感」というのを、判断の軸として
重視しているような傾向があるのではと思う。

ゆとり世代とロスジェネ世代の融合

これは、マネジメントする側からすると
いたって難しい。
「合理的に正しいから、やりなさい」
と言っても、通じないのである。
私なんて、手足を縛られてしまったようである。
でも、やらなければならない。
空気を作らなければ
チームマネジメントが成り立たないからである。
空気をつくるキーワードとして、
・1対1の関係性
・対等なスタンス
・話をし、話を聞く
・負の感情をコントロールする
・相手をコントロールしようとしない
ということが、座談会から読み取れる。
うーん。
「出来るかどうかわからないが、ひとまずやってみる。」
失敗しても、ゆとり世代の誰かがやさしくフォローしてくれるだろう。
自称ロスジェネ代表として、
融合への第一歩に取り組んでみることを宣言し
総括としたい。

この記事を書いた人
…43歳。ビースタイル取締役。別名(色黒役員)
新卒で信用金庫入社、その後インテリジェンスを経て、ビースタイル創業1年目に入社。
しゅふJOBスタッフィング(主婦のパートタイム型派遣)事業の責任者、新規事業責任者、
人事責任者・管理部門責任者等を歴任。
現在、3つの事業統括と子会社社長、法人マーケティングの責任者。
休日は、少年サッカーのコーチを行い、真冬でも日本人離れをした小麦色の肌を見せているが江戸っ子。
3人の娘の父親。
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記事担当ライター

宮内

「日焼けしすぎ役員」こと宮内です。