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ウェビナー初開催!~企画から開催までの「失敗談」公開します~


はじめまして。
7月に異動して参りました編集部員の金高(中途入社3年目)です。

2020年9月9日、
今流行りの『ウェビナー(オンラインセミナー)』をビースタイルでも初めて開催しました!
テーマは「テレワークは経営にとってプラスなのか、マイナスなのか?
~ビースタイルの3か月のデータをすべて公開します~」

「自らが実験台となり、組織の恥ずかしい部分をお見せすることで、読者の皆さんのお役に立つ」
がスマートキャリア編集部の方針。

今回のウェビナー開催直前に、担当者が焦っている姿を目撃したので、これはきっと何か起こったに違いないと、突撃取材を敢行しました。

ウェビナーに興味はあるけれど、自社で運用できるのか?トライする価値はあるのか?
とお考えの経営者・担当者の皆さまにウェビナー初開催までの失敗から得た学びをお伝えし、お役立ていただければと思います。
ぜひご覧ください。

[登場人物の紹介]

宮内 修「日焼けしすぎ社長」こと、ビースタイルスマートキャリアの代表取締役社長。
ウェビナー開催の言い出しっぺ
西木 健太郎(さいき けんたろう)入社5年目、法人マーケティングユニットのユニット長。
今回は入社2年目小林の初ディレクションのサポート担当。性格はまじめ。普段から落ち着いた口調で、当日は司会進行をまるでアナウンサーかのように務めあげた。
小林 勇人(こばやし はやと)入社2年目、人材紹介事業部のスカウターから法人マーケティングユニットへ7月に異動。
今回ウェビナーのディレクション責任者。企画段階から考えるプロジェクト参加は今回が初めてで、責任者に任命されたときの率直な感想は「え…俺?」だった。

 

1.ウェビナー開催のねらいとは…?開催翌日に、日焼けしすぎ社長に直撃!

金高 今回ウェビナーを開催してみよう!って思ったきっかけや目的は何かありましたか?
宮内 経営者の友人にすすめられたっていうのがきっかけですね。
「私たちが持つ情報は、他の企業からするととてもユニークで知りたい人は多いと思う」とアドバイスされました。

加えて、ウェビナーは移動もなく参加も簡単だし、リアルな開催よりもハードルが低いため、ユニークな情報の発信には有効的とも聞きました。

金高 なるほど、今回の記事をリリースする「スマートキャリア編集部」のオンライン版って感じですね。
宮内 そうですね。
私たちは2016年からずっと、法人ブログ(ビースタイル編集部)を通して、直接サービスにはつながらないけれど、皆さんが知りたいと思うような情報を提供してきました。

それはどこにでもあるような情報ではなく、ビースタイル内部を生々しく伝えることで、役に立てていただいたり、私たちに共感していただけたら嬉しいと考えています。

ウェビナーは参加者から質問をその場で受け取り、返答できるのでブログよりも、よりインタラクティブなものになるかなと思い、1つのチャネルとして可能性を試してみたかったんです。

※ウェビナー開催中の宮内。やや緊張している面持ちだが、本人曰く、緊張はしなかったとのこと。
周りが資料で散らかっているが、その辺りが見えないのもウェビナーの良さかもしれない。

金高 やってみてどうでしたか?
宮内 実際ウェビナー開催中に多くの質問もいただきましたし、満足度84%という結果だったので、ご参加いただいた方々のお役に立てたのではと思います。

レベルはまだまだ上を目指す必要はありますが、ウェビナーはビースタイルらしさを伝えられる、つまりブランディングにも有効なツールであると確認できたので、今後も開催は続けたいと思っています。

■学び1

ウェビナーはブランディングにも有効と実感

 

2.ここからが本番。失敗談、公開します!

金高 なんか…私がまじめなせいか、話があまり面白くない気がするので、ぶっちゃけトークに突入させていただきます!ウェビナー初開催までにはかなりの失敗があったと聞きましたが…?
宮内 その辺は、まぁ担当者から聞いてくださいよ(笑)
金高 というわけで、担当者の西木さん、小林くんの登場です!

金高 開催前に、宮内さんに怒られた・・・という声や、いつもクールな西木さんが額に汗をにじませて少し焦っている様子をはたから見て感じましたが、いったい何があったのですか?
西木 そうですね…。
ウェビナー開催は初めての試みだったので、タスクの漏れなどによるスケジュールの遅延など細々したものは多々あるのですが、一番の要因は宮内さんとの『認識のズレ』ですかね。
金高 認識のズレ・・・?えっ?打ち合わせしてなかったんですか??
西木 打ち合わせは頻繁にというか、しっかりしていて、ウェビナー企画のテーマや概要について合意は取れていました。なので、方向性自体にズレは生じていなかったのですが、求める粒度にズレが生じていたという感じです。

例えば、今回は「テレワークは経営にとってプラスなのか、マイナスなのか?」というテーマだったため、経営者の視点に立った情報が必要でした。

しかし準備した情報はことごとく情報が足りていない状態で、「リサーチが足りてないから、これではお客さまに見せられない」と言われました。

金高 それを言われたのは開催のどのくらい前でしたか?
西木 まずは1週間前ですね。
金高 『まずは』という言葉がとても気になりますが、開催1週間前で粒度のズレを認識した時、ディレクション責任者の小林くんはどう思いましたか?
小林 まじかー!!って感じです。
確かに宮内さんにお見せした時は、スケジュールがギリギリで、それに合わせて持っていった感は否めないのですが、自分ではそれなりに調査もしていて、悩みながらもデータも集めて、これがベストと思って提出したので…。

しかも宮内さんの反応が、怒鳴るとかではなく、落胆に近いものだったので、なおさらショックでしたね…。

金高 なるほど…。西木さんは小林くんのサポート担当でしたが、その時どう思いましたか?
西木 今回のウェビナーでは、コスト・生産性・エンゲージメントと大きく3つに分けてデータ収集していて、役割分担をして進めていたんですね。

僕はエンゲージメントを担当し、他の2つと全体的な流れは責任者として小林くんに進めて欲しいという考えがありました。

1週間前に宮内さんに指摘されたときは、もっと小林くんとのコミュニケーションの量を増やして、どんなスケジュールでどのようにデータを収集し、どうアウトプットすべきかの詳細について話し合うべきだったなと反省しました。

金高 任せすぎちゃったかなという感じですかね?
西木 そうですね。
なのでここからは、小林くんにサポートに入ってもらい、自分がメインでディレクションをしていこうと考えを転換しました。

実はこの時、僕がメインになればもう大丈夫だろうと、割と自信があったんですよね。

ネックは生産性を検証するデータ集めでした。宮内さんからは現場に対してのリサーチができていないからアンケートを取ってみてはというアドバイスもいただいたので、残りわずかだけどやり切るしかないと小林くんに指示を出しながら資料を作成して、再度宮内さんにお見せしたのが開催の2日前でした。

金高 2日前、結構ギリギリですね。でも自分だったら大丈夫!と先ほど言ってたので宮内さんからもちろんOKいただけたんですよね?
西木 それが…。めっちゃめちゃダメ出しされまして…。
金高 おぉぉ・・・。な、なぜ?
西木 完全にお客さま視点が足りていなかったんですよね…。

小林 アドバイスをいただいてアンケートを実施しましたが、時間もなかったのでサンプル数を10人と絞ってしまったんです…。10人だけだと会社全体の生産性の話ができないと宮内さんに言われました。

僕らはアンケート結果を見ていい感じのデータ取れたと思ったんですが、それは個人の生産性でしかなかったんですよね。経営視点でという内容にもかかわらず、視野が狭かったなと感じました。

金高 宮内さんは2日前にその資料を2人が出してきた時どうでした?
宮内 気に入らなかったですね。
何が気に入らないって、2人とも自分たちがやりやすい分析をしていて、汗をかくではないですが、やれる手段を全て尽くしていないなと感じました。

現場にデータを出してくださいとか、協力してください、しかも短納期でとお願いすると、やっぱり反感はありますよね。でも、そういう事を言われながらも進めるのが仕事で、言われるからできませんでしたとか、時間がなかったから無理でしたという理由は許せないですよね。

金高 そ、そうですよね…(こ、怖い…)。
開催2日前でのダメ出しですが、きっと2人なら当日までにちゃんとしたもの持ってくるんだろうなっていうのはありましたか?
宮内 結局そこで、僕が道筋を立てて指示しちゃいましたね。
金高 あ、そうなんですね。
小林 そうなんです。宮内さんがPowerPointでアウトプットのイメージを作ってくれました。
西木 本来なら自分たちが作るべきでしたが、とてもわかりやすい資料で可視化できたので、ゴールまでの道のりを共通認識できましたね。
金高 では、宮内さんに資料を作ってもらった2日前から一気に仕上げていったという感じですね。
西木 そうですね。それはもう鬼の形相で、アンケートフォームを作成して、対象者に送信して、電話で追いかけたり、直接行ってお願いして回答を巻き上げていくという、とにかく泥臭く足で稼ぐという感じでやり切りましたね。
小林 ほんとに泥臭かったです。
宮内さんがさっき汗をかいてって言ってましたが、ほんとに駆けずり回り這いずり回ってアンケートを回収しました。
■学び2

顧客視点を忘れずに、妥協せず考えられる手段は全てやり尽くす

 

3.ウェビナー開催で大切なこと

金高

出来上がった資料だけ見るとそんな泥臭さは微塵も感じませんでしたが、2人が苦労した甲斐もあり、満足度が84%!ご参加いただいた方からは、

・実績に基づいた内容であったので非常に明快でした。
・実際の具体的な数値も踏まえてお話しいただき、大変参考になりました。

など嬉しい声もいただいていますね。今回初ウェビナーを担当して一番学びになったことって何ですか?

西木 何ごとでもそうですが、一番大切なのは「お客さま視点」ですね。
お客さまが一番知りたいものは何かを考えて、それをきちんとリサーチして届けるという基本のキだと思うのですが、今回のように追い込まれたり、スケジュールに余裕がない時は、自分たち目線になりがちなので、その点は今後も注意していきたいと思います。

小林 僕もお客さま視点だと思うのですが、あと1つ言うなら「事前共有・共通認識」ってことですかね。
今回大枠は決まっていたんですが、詳細がイメージできていなかったというか認識にズレが生じてしまったので、無駄な行動も多かったと思います。

実は役職ある方とかにインタビューとかもしていたんですが、ウェビナーではその部分には全く触れませんでした。
取材で1時間くらいもらっていたので、インタビューを受けてくださった方にも申し訳なかったな…って。

今後は、宮内さんが作ってくれたような具体的に可視化できる資料をもっと早い段階で作成し、事前共有・共通認識のもと行動したいと思いました。

■学び3

スケジュールは余裕をもって。
具体的に可視化できる資料共有で共通認識のもと進める

 

4.日焼けしすぎ社長 宮内の想い

金高 インタビューを振り返ってみて、初開催のウェビナーでしたが、お客様にご評価いただけたのも、2日前の宮内さんの資料がカギだったと思うのですが、2日前というタイミングで社長自ら動いた理由についてもう少し詳しく聞きたいです!
宮内 参加してくださるお客さまに対して中途半端なものはお見せできないというのはやはり大きいですね。
あとは、仕事って成果も大事ですが、育成も大切なんです。

社員が一生懸命考えたり、苦労して成し遂げるという成功体験を積むことも大切なので、あんまり早く解決方法を教えてもダメですし、指摘しすぎても何も言わなくてもダメですし、その辺のバランスをギリギリで判断していくって感じですかね。

でも2日前なら西木だったらできるだろうという手ごたえはありましたよ(笑)

西木 いやー(苦笑)
でもあの時は、期待してもらっていたのにそれに応えられなかったのでめっちゃ悔しかったですね。
あとは自信がある中でのダメ出しだったので、慢心していたんだなと感じましたが、それをバネに頑張れたと思います。
金高 入社2年目小林くんは、会社として初めての取り組みに責任者として携わってみて今どんな気持ちですか?
小林 こういうプロジェクト的な仕事は初めてだったので、やり終えたことに達成感を感じています。あとは1人では進められなかったと思うので、西木さんと一緒に担当できて楽しかったですね。

宮内さんにはギリギリまで指摘いただきましたが、お客さま視点を大前提に妥協してはならないということを身をもって学べましたし、成長も感じています。実際やりがいもありました!
まあ、でも今はなんか疲れたー!ていう気持ちが一番ですかね(笑)

金高 宮内さんの育成を実際体験して、得られた感じですね(笑)
それでは最後に、今ウェビナーに興味はあるけれど、自社で運用できるのか?トライする価値はあるのか?と検討されている経営者、担当者の方に向けてひと言お願いします。
宮内 ウェビナーに限らず、何事も初めの一歩を踏み出すことは偉大な挑戦です。
社員育成から考えると、実践に勝る育成の場はありませんので、怒られてプレッシャーや責任を感じながら新しいことを成し遂げる「成功体験の場」と考えると、貴重な学習機会ですので実施する価値はあると思います。

また実際開催してみて、運営自体は特に専門的な知識は必要ないので、自社でも運用は可能です。
もし人手が足りないようでしたら、優秀な人材を私たちがご紹介いたします(笑)

■学び4

新しいチャレンジは社員育成の貴重な学習機会の場

 

5.ウェビナー初開催での学びまとめ

1.ウェビナーはブランディングにも有効と実感
2.顧客視点を忘れずに、考えられる手段は全てやり尽くす
3.スケジュールは余裕をもって。具体的に可視化できる資料共有で共通認識のもと進める
4.新しいチャレンジは社員育成の貴重な学習機会の場

 

考察

今回取材してみて、経営者が新しい取り組みを社員育成に紐づけて考えているのは一般社員の私には新しい発見でした。また間に合うか間に合わないかギリギリのラインでの的確なアドバイスには、担当者2人の宮内に対する株が急上昇でした。ぜひデキル上司の参考にしていただければと思います。

宮内も言っていましたが、初めの一歩を踏み出すことは偉大な挑戦です。
経験のない新しいことへの挑戦には失敗はつきもの。駆けずり回って苦労した過程があるからこそ、成功した時に大きな達成感を感じることができるのだと、ウェビナー終了後の担当者2人の晴れ晴れとした顔が物語っていました。

■9/9開催の初ウェビナー資料を特別公開中!!

【テーマ】
「テレワークは経営にとってプラスなのか、マイナスなのか?」
~ビースタイルの3か月のデータをすべて公開します~
ご興味のある方はこちらをご覧ください!

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記事担当ライター

かねたか

仕事と2児の母の両立を目指す時短正社員