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2020/05/27

三原社長にコロナ状況下の経営について聞いてみた【前半】


※音声がなくてもお楽しみいただけます。

おはようございます。
スマートキャリア編集部 編集長の鈴木です。

本日は、コロナウィルスが猛威を振る中
ビースタイルグループが『どのような問題や課題に直面しているのか』

また、『どのような解決策を講じているのか』を
ホールディングス社長の三原へ取材してまいりました。

ビースタイルの今の状況を赤裸々にお伝えすることで、
お客様の会社経営にとってプラスになればと思います。

[登場人物の紹介]

三原 邦彦ビースタイルホールディングスの代表取締役社長。
毎日おしゃれな服にて出社。趣味はカラオケとサックス。
鈴木 裕詠スマートキャリア編集部の編集長。
外出自粛により飲みに行けなくなり、家での一人飲酒が増えている。

1.はじめに

鈴木 三原さん、よろしくお願いします。
三原 よろしく。
鈴木 本題に入る前に、三原さんのプライベートに関して聞かせてください。
最近三原さんのFacebookで『こんな本を読みました』みたいな投稿を
よく見かけるのですが、コロナの影響で増えた家にいる時間を読書に使っているんですか?
三原 元々2020年は『インプットの年』にしようと思って、30冊の書籍を読み切ることを
目標にしているんだよね。
なので、自分自身が30冊読んだ証明を残す意味でも投稿してるよ。
経営者として、言わずもがな勉強はとても重要だからね。
鈴木 なるほど、それはそうですよね。
三原 そうそう、『経営における様々な判断』や『ビースタイルの今後の構想』などは、
答えがないものなので、色々なことを勉強して行かなくてはいけないと思ってますよ。
鈴木 ありがとうございます。
それでは、ここからは本題の経営に関する質問をさせていただきますね。

2. 危機感を持ち始めた時期ときっかけは?

鈴木 まず初めの質問です。
コロナウィルスが2019年の年末から騒がれ始め、
現在5月ということで4ヶ月ほど経ちましたが、
経営者として事業に対する影響や危機感を感じ始めたのはいつ頃からでしょうか?
三原 そうだね、最初に危機感を感じ始めたのは、民泊清掃事業の清掃件数が、
月間1,200件〜1,300件からどんどん少なくなってきた時期なので、
3月頃だった気がします。
インバウンドの動き自体が止まってしまったので、だいぶ危機感を感じたね。

鈴木 ちなみに、『世の中の状況自体がどのように回復していくか』が
民泊清掃事業に限らず重要になってくるかと思うのですが、
その部分に関して、三原さんはどのような予測をお持ちですか?
三原 おそらく、5月末に緊急事態宣言が解除されて、
ソーシャルディスタンスの確保やコンビニの透明なシートのような対策をしながら
日本国内の活動は少しずつ戻っていくとは思っていくとは思っているよ。
鈴木 なるほど。
三原 ただ、民泊清掃事業に関して話すと、
日本国内に限らず世界の行動が自体がどのくらいの時期に回復してくるかが重要なので、
2021年に入ってから、徐々に回復するのではないかと考えているよ。
鈴木 そうなるとやはり、今回のコロナショックにおいて
観光業界が一番打撃を受けている印象を受けますね。
ビースタイルの民泊清掃も、観光に紐づいた事業ではあるわけですし。
三原 そうだね、一番最初に影響が出始めたのも観光業界だし、
おそらく最後に回復するのも、観光業界なんじゃないかな。
鈴木 確かにその可能性は高いですね。
三原 あとは、観光業界はもちろんのこと、飲食業界の方々もかなり厳しい状況でしょうし、
ダイレクトに影響を受けている業界の方々に比べたら、
まだまだビースタイルは、恵まれているなと感じますね。
鈴木 そうですよね。
因みに、ビースタイルの基幹事業でもある『人材サービス』に対する、
コロナウィルスの影響はどうでしたか?
三原 派遣業の場合で言うと、契約の節目ごとに契約の節目ごとにお客様から
「どうしても契約更新できない」とお話をいただくことが増えて、
徐々に影響が出てきました。
リーマンショックの時も同じような傾向だったので予測はしていましたけど、
やはり、3月くらいから徐々に影響が出始めたね。

3. 直面した問題と解決策【事業編】

鈴木 次の質問です。
3月頃から事業に対する影響を感じ始めて、
4月には緊急事態宣言が発令されたわけですけども、
この期間内に発生した事業に関する問題や、問題に対する解決策など
お話しできる範囲で教えていただくことは可能でしょうか?
三原 派遣サービスに関しては、契約数自体が減少してしまったことに加えて、
派遣スタッフの平均稼働日数が月間12日から9日まで短くなってしまったね。
あと、ビースタイル メディア(求人媒体運営)では、
掲載求人数に結構な落ち込みがあったかな。
鈴木 その状況に対して、今どのような動きをすべきだとお考えですか?
三原 まずは、正確に発生している問題や事象を捉えながら、
6月末までで、『コロナの影響で採用が難しいお客様』と
『影響を受けていないお客様』に分かれる可能性があるので、
7月以降どのようなプランで経営していくかがとても重要だと思いますよ。

鈴木 そうなると、7月以降のビースタイル 全体のビジネスプランはどのようにお考えですか?
三原 星野リゾートの星野さんが堀江さんとの対談で出していた
シュミレートプランがあって、
それが、リスクを鑑みた一番いいプランだと思い、参考にさせていただているんですが
『緊急事態宣言の様な制限と緩和を繰り返しながら、
2021年の3月くらいから市場は回復するだろう』
と言うシナリオの中で、ビースタイルも6月で業績が底になり、
8月9月は横這いで、9月末くらいから
徐々に回復していくと言う、ビジネスプランを設計してますよ。
鈴木 ビースタイル グループ各社で、しっかりと計画を立て実行していかなくてはいけませんね。
三原 そうだね、『人が足りない』と言う厳しい時に、
RPAの様なロボット化のニーズが増えたりするので、
コストダウンソリューションの事業に関しては、
ある程度計画通りいく可能性が高いけども、
人材業に関しては、まずはしっかりと現状把握をしてプランを立てていくことが重要だね。
例えば、世の中が緩和に向かえば『より出勤ができる様になってくる』だろうから、
その状況に合わせて、どんな定量指標を設定してコミットしていくべきかを決めたりね。

4.直面した問題と解決策【在宅勤務化編】

鈴木 前半最後の質問です。
コロナの影響で、社員の働き方がリモート化へ大きくシフトしましたが、
そこに対する問題は発生していたりしますか?
三原 そうですね、全社で一斉にリモートワークに切り替える際に、
リモートワーク時に発生する問題を、社内アンケートで集めたんですよ。
鈴木 確かにありましたね。どんな問題が浮き上がってきたんでしょうか?
三原 まずは、『環境的な問題』だね。
家にWi-Fiがないとか、家の机があまりにも低すぎて仕事に適していないとか。
鈴木 まあ、家で仕事をするなんて、考えてもいないですからね。
三原 あとは、紙の業務が多いと言う様な『業務的な問題』も含めて、
大きく約4種類の問題があったので、
少しずつ問題に合わせた解決策を講じているところだね。
なので、解決し切れていない問題もまだあるけども、
現在だと約8割の社員が在宅勤務で仕事をしているよ。

鈴木 そうですよね。今日もオフィスがガラガラでした。
三原 そうなると、今後『オフィスの存在する目的』は研究しなくてはいけないと思っていて
だいぶ答えは見えつつあるかな。
鈴木 なるほど、ここで重要になってくるのも、『現状把握』なんですね。
社員視点でのリモート化に関する『情報』を集めながら、
問題の切り分けと、改善をしていく流れですよね。
三原 そうだね。リモートワーク化に伴った情報収集をしていく中で、
やはり新しい気づきがたくさんあったよ。
鈴木 是非一つ、教えてください。
三原 例えば、『在宅勤務をすること』と
『クラウドソーシングの様に在宅で個人が仕事をすること』との
大きな違いを発見できたりね。
鈴木 と、いいますと?
三原 クラウドソーシングの様な働き方は、
『個人で仕事を処理し完結させ納品する』のに比べて、
在宅勤務(企業に属して働くこと)は
『一つの仕事を協力し合って価値を創る』と言うことなのよ。
鈴木 『協力し合って』と言うのが、キーワードですね。
三原 そう、お互いにチームプレイをすることが前提なので、
例えば、仕事をする時間帯に関しては在宅勤務であろうと揃えたほうがいいし、
ポジションによっては、極力オンラインツールを常時接続にして、
細かい確認や相談をリアルタイムに行える状況を作ったほうがいいと思うんだよ。
『確認』と『処理』を繰り返すことで、その仕事のスピードも精度も上がるじゃない?
鈴木 確かに。でもなかなか相手の状況を考えてしまって、声がかけれない時もありますよね。
三原 だから、「相手がどんな状況でも関係なく話しかけろ!
それがいい仕事につながるぞ!」みたいな、
リモートワーク(新しい働き方)だからこその、ワークルールは作っていくつもりです。

鈴木 ありがたいです笑
三原 あとは、朝礼の必要性とかも再度考え直したりしてるよ。
例えば、朝9時にメンバーみんなでオンラインツールをつなげて、
『今日1日でやること』を、具体的にメンバーみんなに報告したりだとかね。
鈴木 なるほど、リモート化にシフトする上で、問題だけではなく
新しい働き方の価値や生産性向上の鍵なども、いろいろ見えていたわけですね。
三原 そうだね、通勤や会議間の移動も発生しないから、
物理的な生産性は非常に上がっているね。
あとは、リモートワークに適した、企業様向けのプレゼンテーションのあり方や
適した資料の準備だったり、社内ツールの開発をしていかなくてはいけないね。
鈴木 こういった状況の中で、新しい働き方やそれに関係する価値観が
世間に普及していきそうですね。
三原 もうリモートワークは相当進んでいくんじゃないかな?
オフィスに出勤するのも、週2日〜3日程度になる会社も多いと思うよ。

———————後半へ続く———————

5.おまけ&お役立ち資料

『三原社長にコロナ状況下の経営について聞いてみた【前半】』を
お読みいただきありがとうございます!

インタビュー動画が30分の長尺になってしまったので、
今回は前半で切らせていただきました。

引き続き、有益な情報提供をさせていただきます。

■関連するお役立ち資料

『出勤/在宅の比較資料』
https://bstyle.smktg.jp/public/application/add/920

【在宅活用事例】経理・財務
https://bstyle.smktg.jp/public/application/add/786

■アフターコロナの新しい働き方創りを支援
https://www.bstylegroup.co.jp/after-covid-19/

 

皆様へのお願い

所要時間2分ほどの、簡単なアンケートにご協力いただきたいです。

この読み物記事に関するご意見と、
皆様がコロナ状況下において『どんなことにお困りなのか?』を教えてください。

お役に立てる情報提供に、活させていただきます。

※個人情報の取得は一切致しません
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次回記事の告知

『三原社長にコロナ状況下の経営について聞いてみた【後半】』の
記事・動画配信は6月中旬を予定しております。

引き続き、お客様にとって有益な情報提供をしていきますので、
よろしくお願いいたします。

 

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記事担当ライター

鈴木 裕詠

高卒編集長