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2019/08/28

【完結編】活躍する新人を、見た目だけで当てられるか!?

こんにちは。ビースタイル編集部の西田です。

ビースタイル編集部では、「 “人は見た目が9割”はビジネスにも通用するのか」について
新人賞を見た目から予想する新人活躍総選挙を実施し、1年間その動向を追ってきました。
本日はその結果を発表いたします。

表彰の場で社長の三原に【歴代新卒の中でNo.1】と言わしめた、今年の新人賞。
果たして、その活躍は見た目にも表れていたのか?
また、活躍する新人に共通する特徴はあるのか?
事前の得票率をもとに、読者の皆様の目利き力に迫りたいと思います。

▼これまでの記事を見る
>>新人総選挙 候補者10名のご紹介(2018/07/09)
>>中間発表 得票率と活躍状況(2018/11/26)

 

栄えある今年の新人賞は・・・

宮田翔
埼玉県草加市出身 慶應義塾大学卒業
一言:新人賞はあくまで仕事の本質じゃないです

宮田翔の得票率は第3位。
ちなみに、ノミネートされた他2名は
得票率2位の池上琴美、宮田と同率3位の田中蓮。

やはり、見た目だけで活躍を予想することは難しいようです。
 

断トツ優秀!でも、自己中心的ですぐすねる新人!?

見た目でなければ本質を。
新人王・宮田翔に取材をし、活躍の源泉を発掘してみようと思います。
その前に、上司である國府田に宮田翔について聞いてみました。

國府田 嘉昭(くにふだ よしあき)2005年、ビースタイルに新卒1期生として入社。
営業、営業推進、マネジメント、新規事業立ち上げを経て、2010年に在宅型ハイキャリアワークの事業を事業責任者として立ち上げる。その後、経営コンサルティング会社を経て、2013年に株式会社Scratch Boyを創業。現在はパラレルワーカーとして、ビースタイルの様々なプロジェクトに参画している。
宮田曰く、「盾と矛なしでは闘えないライオンのような男」らしい。
優しい笑顔からは想像もつかない。

【國府田に聞いた宮田の特徴】

断トツ優秀。こんな新卒今までに見たことない。

成長意欲とコミットメント、モチベーションが高い。

ゴール設定が高く、達成までのスピード意識が強い。

目線が高く、事業成長という観点で自己成長を捉えることができる。

うがった見方をすると焦りすぎている印象を受ける。

優秀であるがゆえに、自分で解決しようとし抱え込みがち。少し自己中心的。

人間計算機。(どんな数式も暗算で即答するらしい)

西田 配属当初の印象は?
國府田 成長意欲がとても高い。三か月後、半年後、一年後の目標がめちゃくちゃ高くて、その期間がかなり短い。半年でリーダー、一年後にマネージャー、三年後には起業、そんなイメージ。
西田 宮田くんのすごいところは?
國府田 モチベーションの高さと実行力。自分で事業をするとか、元々のゴール設定が高いから、モチベーションが切れないんだよね。あとは合理的。1日に何をやるか、その生産性をいかに上げるかを常に意識しているし、各タスクの時間設定も「ようやるな~」という感じ。そこまで成長スピードを意識して動けるって、新人・他社員含めなかなかいないよね。

西田 宮田くんが成長したと感じたところは?
國府田 強さと弱さは二律背反するもので、成長意欲とコミットメントが高い分、自分で解決しようと抱え込んだり、周囲とのコミュニケーションの取り方が少し自己中心的だったり。そこときちんと向き合って改善したこと、そのスピードには成長を感じたね。コミュニケーションは、社内外問わずすべて長文のメールで一方通行。自分の提案に意見があると反論、通らないと「じゃあいいです」って、すねちゃう。それを、事業成長という観点で取るべき行動を考え、変化させていったのは、彼の強さだよね。
■西田の気づき

史上最強の新人にだって弱点はある。重要なのは、その弱さを認めきちんと向き合い克服する強さ。
もともとの能力の高さはあるが、活躍の源泉は能力とは関係のないところにありそうだ。

 

プレッシャーで体重6キロ減!?高飛車に見える宮田の本音とは

宮田 翔(25歳)テクノロジー&マーケティング部 ネットマーケティングユニット
サブマネージャー

2017年インターン生として人事部に配属。優秀さが買われ、グロースハックプロジェクトの立ち上げメンバーに抜擢される。その後、プロジェクトでの功績が評価されキャリア枠第一号として入社。現在は、ユニットはもちろん事業部の業績を担う最年少サブマネージャーとして活躍を続けている。
第一印象は「生意気な新人」、でも本当は不器用なだけのいいやつ。

西田 新人賞おめでとう!今の気持ちは?
宮田 新人賞、まったく目指してなかったですねー。仕事って、様々な人と関わりがあって、別に1年目だけでやるわけじゃないので、会社全体で見ないと意味がない。もっと言えば、会社だけで見るのも違うなって思うんですよね。評価をしていただいたのは嬉しいですが、そこだけで喜ぶのはちょっとダサいなって。
西田 ちなみに、どんなところが評価されたと思う?
宮田 事業成長へのコミットメントの高さや、課題特定→問題解決の速度が他新人よりは頭が抜けていることでしょうか…。ただ最初から新人扱いで入社していないので、「新卒だしミスしても許される」みたいな甘い考えがなかったからかもしれません。
西田 と、言うと?
宮田 インターン時代にグロースハックの新規プロジェクトに参加することになり、そこでの成果が評価され、新卒社員ではありますが、中途採用のような即戦力を求めるキャリア枠として採用していただきました。自分が成果をあげなければプロジェクト自体がなくなってしまうという状況で、その不安とプレッシャーで体重が6キロ落ちましたね。
西田 この1年で成長したと感じるところは?
宮田 周囲との関わり方は変わったと思います。2018年3月中旬のミーティングですね。「メールだけのコミュニケーションはやめな」って、唯一怒られました。笑
グロースの取り組みは関係者が多く、必要最低限の情報だけ伝えて済ませようとすると、認識がずれたり仕組みを把握していなかったりと問題が生じる。問題が生じ続けるとお互いに不信感が生まれて成果が下がる。といった負のスパイラルにはまっていました。その当時はプロジェクトが潰れることが本当に怖かったので、改善するしかない。実際やってみると認識も合うし実行スピードも速い、成果も出やすいと。こっちのほうが事業や組織の成長につながるので、そのまま続けています
今も報告だけのミーティングが嫌いで都度チャット等に切り替えてはいるのですが、去年よりは相手の理解度や能力、組織としての成熟性を踏まえて、コミュニケーション量を調整できていると思います。
西田 自分の意見が通らないと、すねてしまう一面があったと聞いたよ?

宮田 当時は良いものを自分から出せなければプロジェクトが潰れる、大手企業の内定を辞退してまでこの会社に来た意味がなくなる、というプレッシャーを強く感じすぎていたので、主義主張が強かったです。誰も答えを持っていないなら自分にやらせろ、と。変われたのは、慣れと生理的不安の解消ですかね。当時と違って、案が却下されても、すぐ別の案は作れる。意見が通らなかった、案が失敗したからといって、評価が著しく下がるわけではない。結果的に1つの案に執着しなくなって、代わりに事業全体の売上や利益目線で俯瞰できるようになったと思います。でも口に出さないだけで、今も思うことはあります。笑
西田 宮田くんの理想や今後の目標を教えてください。
宮田 「常に生産性が高い自分」になることでしょうか。僕は経済効果でしか見ていないので、マーケティングでも営業でも経営でも、自分が関わった時間で経済効果が常に最大化されれば良いと思っています。ただ、自分の将来像や成長幅は所詮今の自分が考えられる範疇なので、「その時興味がある領域で」「自分のスキルを考慮し」「単位時間あたりの経済効果が最大化されている自分」を理想に掲げて、生きていきたいです。
■西田の気づき

宮田の生意気な新人っぷりは健在だった。しかしながら、理想の自分と仕事に対する姿勢、言動と成果、そのすべてに一貫性があり、決してブレない軸の強さに新人賞たらしめる宮田の優秀さと活躍する新人の片鱗を見た気がする。
編集部としては、宮田が初心を忘れず、ずっと生意気っぷりを発揮し続けてくれることを切に願う。

 

仕事の2割は自由。優秀な社員を育てるコツとは

上司にも社長にも「史上最強の新人」と言わしめた宮田翔。
これほどまでに優秀な新入社員のマネジメントには、難しさはなかったのでしょうか。

國府田 今後の宮田のことを考えると、“多少ここで叩いておいてあげないと”ということを意識して対峙することはあったね。コミュニケーションの取り方を注意したり、「妥協するな、自分の意見が通らないからじゃあいいや、じゃないでしょ」って叱ったり。プライドは傷ついたと思う。
西田 成長意欲が高いという点で、業務の振り方などを意識したことは?
國府田 2割自由にさせていた。勉強したければそれでいい、目の前の事業に関係なくてもやりたいことをやってもいいよって。彼はコミットメントが高いから、自己修正を図って決して無駄なことをしない。まだ見つかっていない課題を自分で見つけて提案してくれるかもしれない、そんな期待も込めて
西田 なんか最強の新人ですね。編集部としてはネタ的に…
國府田 いやー、そうなんだよ、優秀すぎるよね。こういうブログってのはさ、スターウォーズみたいに、苦難があってそれを乗り越えてっていうサクセスストーリーがないとさ。まあ、編集頑張ってよ!

(國府田ライオンは大きな声で笑いながら去っていった)

■西田の気づき

百獣の王は、最強の新人の活かし方を知っていた。優秀な社員を育てるには、通り一遍のマネジメントではなく、個々人の能力と性格に合わせ、時に新たな制度を設けるなどしながらカスタマイズすることが重要である。
それにしても、宮田がインターン生である時から目を光らせ、最も活きるフィールドを提供した人事担当、恐るべし。

 

まとめ

これまで3回にわたって取り上げてきた、ビースタイル夏の風物詩・新人賞。
桁違いの成果をあげる新人が登場するようになりましたが、活躍の源泉はいつの時代も、
見た目や学歴・スペックではなく、自分に向き合う本人の強さと前向きさにあるようです。

さて、今回見事1位を的中された方には、抽選で 仕事終わりの一杯にうれしい、
【全国の飲食店で使えるお食事券】もしくは 【ビースタイル編集部がおもてなし!食事会招待券】
をプレゼントします。
当選者へは直接ご連絡を差し上げますので、お楽しみに!

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記事担当ライター

にしだ

発展途上の編集部員です!